所信表明(・へ・)ドヤ!!!

宮崎駿の『もののけ姫』に漠然と日本を感じた。
日本の原風景だか初期衝動だかを感じた。

しかし、う〜んと頭を悩ませられたことがいくつかある。

一つは、サンが日本の根っこにあった信仰・アニミズムを体現者だってこと。
二つは、アシタカが“非日本人”である蝦夷の末裔だってこと。
三つは、エボシたたらが室町時代末期の自治都市そのものだってこと。

あんなに日本を感じたのに、なぜ映画を形作る要素がかくも僕達に馴染みのないことばかりなのだろう?
非日本的な要素で出来ているのに作品全体から感じるあの純日本的な空気…なんだこの逆説は!?

アニミズムは今や忘れ去られているし、蝦夷については一般人はおろか専門家すらよく分かっていないし、室町末期(≒戦国時代)はこの上なく非日本的な社会だったのに…。


僕はこの自問自答の最終解を1つのウェブサイト上で発表したいと思っている。まずは『もののけ姫』を通して日本史の理解をより深める。そして最終的には、僕が『もののけ姫』に感じた原始的な「日本らしさ」を解明するHPを作るのが目標だ。


以上のことがらを扱ったサイトを来年の3月くらいまでに完成させたい。
そして僕は飽き性なのでブログという形で完成までの道のりを日記として綴ることにしたのであった…to be continued!


(ちなみになぜウェブサイトにこだわるかというと、一度作ってみたかったから。だったらお勉強のためにも媒体はウェブにしよう。ただそれだけ!挫折したらPDFの電子書籍とかに切り替える!DTPはある程度できるから!)